葬儀・生前葬・年忌供養

葬儀※宗派は問いません

生前葬※宗派は問いません

   故人様に授けられる「戒名」は ”お坊さんとしての名前” であり、戒名を頂くことは ”お坊さんになるための儀式” です。現代では、お葬式に際して授けられるのが主流ですが、戒名とは本来、生前に頂いてもよいものなのです。

 生前葬では、本来のかたちに則り、生前に戒名を頂くことができます。このため、お亡くなりになられた後の戒名料が不要になり、式場などもご自身で選択できます。

 幸福寺の生前葬では、宗派を問いません。また、当寺院の本堂でも生前葬を執り行うことができます。”家族の負担を減らしたい” ”自分の理想のお葬式をしたい” という方は、生前葬を選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。

 

年忌供養※宗派は問いません

 年忌供養は、めまぐるしい日々の中、改めて故人様と向き合う大切な機会になります。また心の整理をしたり、縁ある方々と想い出を分かち合う場でもあります。

 ここで年忌供養について、もう少し踏み込んでお話させて頂きましょう。

  冥土に行く死者は “十王” の裁判を受けるといわれています。そして、 生前の罪の重さによって、地獄行きや、次に生まれ変わる場所を六道から定められるのです。年忌供養は、故人を弁護しようとこれらの裁判の日付と重なるように行われてきました。

 実は、十王の一人 “閻魔大王”と “地蔵菩薩” には深い関わりがあります。地蔵菩薩は、私たち衆生だけでなく地獄で苦しむ人々をも救ってくださる、慈悲深い仏様です。その慈悲に感銘を受けた閻魔大王が、裁判の際も地蔵菩薩のお言葉を尊重されるようになったと、 “地蔵十王経(地蔵菩薩発心因縁十王経)” というお経に説かれています。

 幸福寺のご本尊は地蔵菩薩なので、きっと、皆様の想いを閻魔大王へ念入りに届け、大切な方とのご縁を末永く見守ってくださいますよ。




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